2020年8月に、家族5人で北海道に行ってきました。私はもちろん、旅先の滞在も仕事も楽しんできました!
Gotoキャンペーンを利用して、普段はなかなか手が出ないラグジュアリーなホテル「リゾナーレ・トマム 」に滞在。
夏の北海道の気候や観光、リゾナーレ・トマムでの過ごし方についてブログにまとめました。
移動
今回の宿泊先、星野リゾート・リゾナーレトマムがあるのは、北海道の占冠(しむかっぷ)村。
新千歳空港から車で1時間半くらい。けっこう遠い!
家族5人と3泊4日分の荷物があるので、ネットの事前予約でレンタカーを借りてました。
新千歳空港の到着ロビーにレンタカーのカウンターがずらっと並んでいます。予約者の名前を告げると、近くにある営業所へ専用バスで連れていってくれました。

人も少なかったので、すぐに車の引き渡しが完了。
みんな、あまりお腹すいてないと言うので、途中でなんか食べながら移動しようと思い、すぐホテルに向かいました。
しかーし!ここに大きな落とし穴が。
道中、SAが全くない。しかも、コンビニも何もない。北海道、思っていた以上に広くて、町から外れると何もないことを知りました。

8月下旬の北海道の気候
到着した当日は雨が降っていたんですが、そのせいもあってか、北海道は涼しくて寒いくらいだった。

涼しいだろうなと思ってたけど、想像以上。
朝晩は14度〜21度。
晴れるとそれなりに暑くなるけど、とはいえ、28度くらい。
空港についた途端、夏の北欧みたいだと思った。
北欧よりは湿度が高いけど、空港から出たときの空気の感じが北欧。
朝晩はしっかりめのパーカーが必要です。
大阪で着ていた、真夏のペラペラの服やビーサンはいらなかった。
星野リゾート・トマムの概要
星野リゾート・トマムは、もともと、バブル時代に作られた大規模リゾート施設。

バブル崩壊後に経営破綻したところ、星野リゾートが買い取って再生して今のホテルになったそうです。
ホテルは「タワー」と「リゾナーレ」の2種類
タワー
個性的な外観をした2つの建物が「ザ・タワー」ホテル。部屋数は約500室。
レストランや売店、野外アクティビティの受付窓口などにも近く、便利です。

リゾナーレ
いちばん奥にある2つのタワーが、今回、私が宿泊した「リゾナーレ」です。

200室あり、全ての部屋が100平米を超える広さのスイートルームになっています。
レストランからは遠いのですが、ゆったり過ごせるのはリゾナーレのほうかも。
食事は敷地内のレストラン
ザ・タワーにもリゾナーレにも、ホテル内にレストランはありません。星野リゾートの敷地内にあるレストランへ行って食事をすることになります。
広すぎてそこそこ距離があるため、巡回バスに乗って移動。

全体的にちょっと高めだけどいいお店がいっぱいありました。




朝食は多くの人がビュッフェ・レストランに来るのですが、コロナ対策で席数を少なくしているせいか、いつも混み込み。
ふらっと行ったら50分待ちと言われて絶望する人が続出。なので、少し早めに行って整理券をもらい、また後で出直すほうが良いかも。



ビュッフェの食事を取りにいく時には、マスクと手袋の着用が求められます。
少々めんどくさいけど、自分で料理が選べるビュッフェはやはり楽しい!朝食のフレンチトーストが美味しすぎて2回も並んでしまった。
泊まった部屋:デザインスイートファイブ
我が家は5人家族なので、いつも宿泊先に苦労します。5人全員で泊まれる部屋って、なかなかない。
今回も2部屋とらないといけないのかな…と覚悟してたところ。ありました!5人全員で泊まれる部屋が。
その名も「デザインスイートファイブ」2017年に改装されて新しくできた部屋なんだそうです。オシャレ。
広さは120平米。めちゃくちゃゆったりしてます。
間取りや設備としては、こんな感じです。
- リビングルーム
- 主寝室
- ロフトベッドつき寝室
- サウナ
- ジャグジー
リビングルーム

このリビングルームが控えめに言って最高だった。5人用の部屋なのに、どう考えても10人くらいでワイワイできる広さ。
ゲームしたり、本読んだり、仕事したり。
それぞれ好きな事をして過ごしていても、空間に余裕があるから快適だった。
ジャグジーと洗面
ジャグジーが想像以上に気持ちよかった。癒される。
こんなに大きかったらお湯ためるの大変かも、って思ったけど、水の出が良かったのであっという間だった。
昼間に入ると、外の景色を眺めながらお湯につかれる。

洗面はシンクが2台あるのが嬉しい。

サウナ
これは結局、使わなかった…

主寝室
ゆったりした部屋にベッドが2台。おおきなクローゼットと机もあり。
ロフトベッドつき寝室
これは確実に子どもが喜ぶやーつ。

ライブラリー
一階には24時間・無料で使えるライブラリーあり。
夜は本や新聞を読みながらくつろいでいる人がチラホラいました。


それぞれの席にライトと電源ついてます。間隔もゆったりしてるのが嬉しい。

セルフサービスのドリンクコーナー。
コーヒー、紅茶、ジュース、ハーブティーなどがありました。
家族5人がリゾナーレ・トマムで2泊3日すごした宿泊料金
星野リゾート公式HPから申込した、リゾナーレ・トマムの料金です。
- 朝食付きプラン一泊 大人 39,500円、子供(11歳以下) 27,650円
- Goto キャンペーン利用OK
Gotoキャンペーンは、宿泊費用の35%・上限14,000円を負担してもらえます。ということは:
大人 39,500×35%=13,825円。
支払額は25,675円。
子供 27,650円×35%=9,677円。
支払額は17,973円。
大人4人、子供1人で2泊3日滞在した場合の宿泊費用・合計金額は:
25,675円×2日×4人+17,973円×2日×1人=241,346円。
家族5人 2泊3日 241,346円
ここには夕食の料金は入っていません。
施設内のレストラン、 ビュッフェなどの高いお店に行かなければ1人1食2,000〜3,000円あれば大丈夫だと思います。
我が家は追加で5万円ほど払ったので、滞在費の合計は30万円くらいになりました。
まあまあ良いお値段ですよね・・・とはいえ、そもそも人気がありすぎて予約も困難なことが続いていたホテルなので、この機会に来ることができて良かった。
滞在中の仕事の進捗は?
今回は3泊4日(内、リゾナーレは2泊)だったので、正直、仕事はそれほどできなかった。
朝と夜に2時間づつくらい?子供たちが起きてくる前に2時間。観光から戻って晩ご飯を食べてから、寝る前に2時間。
がっつり仕事するなら、2週間くらいは一箇所に滞在したいなーと思います。
ホテルはめっちゃ山の中にありますが、wifiは十分な強さがあり、仕事をするのに不便を感じることは無かったです。
室内にコンセントが多く、充電にも困らなかった。
お部屋のリビングが広いので、ずーっとリビングで仕事してました。
部屋が広くて複数に分かれていると、家族を気にせず仕事できるし、自宅にいるような感覚で過ごせるの良き。
アクティビティ
滞在中に家族みんなで楽しんだことを紹介します。
周辺観光
星野リゾートの周辺には何もないのですが、車で少し走ると、北海道の雄大な自然に触れることができます。
滞在2日目は、美瑛町のほうへ行ってみました。
青い池

トマムから車で2時間くらい。本当に青くてテンション上がりました。池の水に溶け出している成分が、水を青く見せているのだとか。不思議ですねえ。
いつも青い色が見れる分じゃなく、天候やタイミングによってはぜんぜん印象が違うらしいので、よい時に見学できてよかった。
ファーム冨田

観光客に有名なラベンダー農園なのですが、今年はすでにラベンダーのシーズン終わってました。ラベンダー、ぜんぶ刈り取れていて、しょんぼり。

お店も閉まっているところが多かったですが、ラベンダーのアロマグッズを購入したので良しとします。
リゾナーレ内
星野リゾートの敷地内には様々なアミューズメントが用意されています。
車で遠出をしたくない方でも滞在を楽しめます。
ミナミナビーチ
1年中入れる温水プール「ミナミナビーチ」があり、リゾナーレの宿泊者は無料で利用できます。屋内型の大型プールで、30分に1回、波が発生するのが楽しい。

浮き輪の借り放題レンタルがあり(1,600円)、いろんな浮き輪に乗って楽しみました。
温水プールとはいえ、8月下旬の夕方はちょっと寒かったなー。2時間ほど遊んで退散しました。
更衣室やシャワーは、設備がちょっと古い印象。
雲海ゴンドラ
リゾナーレ周辺に早朝に発生する雲海を見にいくツアー。星野リゾートの敷地内で朝5時から運行するゴンドラに乗って山頂まで登ります。
ミナミナビーチと同様、リゾナーレの宿泊者は無料です。

4:45にゴンドラ乗り場に到着したら、既に長蛇の列!みんなすごい、早起きやな…
5時30分にようやく山頂についた時は、ほとんど雲海なかった。起きた4時頃は巨大な雲海がホテルから見えてたんだけど、一瞬でなくなっちゃうみたい。
雲海は毎日見れるわけではなく、その日の天候によります。リゾナーレの公式HPで翌日の雲海予報が見れますので、前日にチェックしておきましょう。
https://www.snowtomamu.jp/summer/unkai/
山頂はなんと、気温8度。かなり寒かったです…夏でもユニクロのライトダウンくらいの装備が必要かも。
山頂のカフェではコーヒーを頂きました。



乗馬体験
敷地内のアクティビティセンターで申込すると、乗馬体験ができます。1人3,500円。
朝8時から整理券受付が開始するので、人数が多い場合は早めに予約しておきましょう。我が家は家族5人だったので、空き枠が一箇所しかなかったです。
広ーい草原を馬に乗って歩くの最高でした。ちょっとしたアップダウンもあり、乗馬やってる感がある。
天気も良くて、合成かと思うような、嘘みたいに良い写真が取れた。

リゾナーレ内 花火
今の時期だけの特別企画とのことで、毎日20時30分に打ち上げ花火をやってました。
部屋の窓からみることができましたが、圧巻。
花火大会をタワマンから見てるみたいな感じです。
子供たちがすごい喜んでた。
感想
初めての北海道、初めての星野リゾートを振り返ってみます。
ここが良かった
- リゾナーレトマムは高いけど快適に過ごせる、施設内にいろんなアクティビティあるのが良い
- 北海道のスケールに感動、田舎に来てよかった
- ちょっとした散歩できる場所がたくさん、気軽にすぐリフレッシュできる
- 観光地まで遠いのであきらめがつく
- 夜はホテルで過ごすことになるので、昼に観光して早めに帰って仕事するような感じがいいかも
- 部屋が広いしライブラリーで仕事できる
気軽には泊まれない金額ですが、リゾートホテルと名乗るだけあって、滞在を楽しめる設備や仕掛けが充実していました。
何より部屋が十分に広いので、家族といっしょに過ごしても仕事に集中できるのがありがたかったです。
ここはいまいち
- ワーケーションプランをやってたのが気になっていたけど、すごいワーケーション向けでもないと思った
- 高価なのでがっつりワーケーションの長期滞在には向かない、キッチン欲しい
- 小さな子ならいいけど、周りになにもなさすぎて小学生〜高校生だと少したいくつするかも
- 周りに何もなさすぎるので飲み物やおやつなど買っておくほうがいい。最寄りのコンビニまで片道30km
ワーケーションを応援します!と言っている割には、仕事に役立つようなものって、あまりなかったように感じました。
これは、我が家が共働き家庭であり、子供がそれほど小さくなかったからだと思います。
夫だけが仕事をして、その間、妻が幼児のお世話をするような家庭であれば、最高の環境かもしれません。
家族の反応
とはいえ、家族はかなり滞在を楽しんでいました。
子供たちは、部屋に入った途端に広さにびっくり、大喜び。ずっとここに住みたいーと言ってました。
ラグジュアリーなホテルは予算の都合をつけるのが大変ですが、そこに滞在すること自体を楽しめるのは良いですよね。
Gotoキャンペーンが使える今こそ、普段は行くことが難しい、ちょっとよいホテルにチャレンジしたいと思います。
